施設のご案内
理念・基本方針・ご挨拶
理念
Philosophy
私たちは「愛」と「和」の精神を大切にします。
そしてご利用者さまの人権を尊重し、
地域の皆さまに信頼され愛される施設を目指します。
そしてご利用者さまの人権を尊重し、
地域の皆さまに信頼され愛される施設を目指します。
基本方針
- 充実したリハビリテーションの提供により、自分らしい生活が営めるようサポートします。
- 寄り添う介護・看護で快適なケアを提供します。
- 様々な職種によるチームケアで在宅復帰を目指します。
- 認知症患者さまが住み慣れた地域で生活できるよう支援します。
- ご利用者さま・ご家族さまの「困った」に全力で取り組みます。
ご挨拶
当サンガピア館は、医療法人東和会グループに属する施設の一つで、介護保険制度創設(平成12年)以前の平成9年に開設されました。この地区では勿論、全国的にみてもかなり早い時期での開設といえます。同じ敷地内にある第二東和会病院との併設形態で、入所定員は100名です。開設以来、ご利用者さまの在宅復帰、在宅支援を第一に考え、長期入所、短期入所(ショートステイ)、通所リハビリテーション等の機能を活かし、スタッフが一丸となってお手伝いをさせていただいています。 当施設の名称「サンガピア館」について少し説明をいたします。「サンガ:SANGHA」は古代インドの仏教用語で、その音写は僧伽(そうぎゃ)であり、「和合衆(わごうしゅ)」と漢訳されています。修行者の集りや教団を指します。しかし、「サンガ」は元々集団、集合、共同体を意味しますので、「仲間」もこの中に入れてよいと思います。「ピア」は「ユートピア(楽園)」のピア、従って「サンガピア」は「仲間の楽園」というのが私の解釈です。
当館の入所施設を利用される100名の方は3フロア(2~4階)に分れて入所され、うち1フロア(30名)が認知症専門棟となっています。各フロアでは集団リハビリテーションの他に、ご利用者さまそれぞれの心身の状態に合った個別リハビリテーションを提供しています。その実施に当たっては、ご利用者さま、ご家族さまと共に、理学療法士、作業療法士、ケアマネージャー、管理栄養士等、関係職種のスタッフが、入所後2週間、以後3ヶ月毎にリハビリテーション実施計画の更新を行っています。これにより、その時点における最適のリハビリテーションが提供できます。リハビリテーションの最大の目標はご利用者さまの生活機能の向上にありますので、当施設ではリハビリテーションが機能訓練室内のみに留まることなく、広く日常生活に即した訓練を行って、生活の自立に向けた支援を提供しています。
また、ご利用者さまの趣味は、「その人らしさ」を保つ上で大変重要なものであることから、音楽療法、絵画、習字、編物、園芸等を通して、施設での生活を楽しみながらリハビリテーションの実を上げていただくよう心がけています。認知症の方につきましては、上記のリハビリテーションの他に学習療法を加えており、中には認知機能がかなり改善される方も見受けられます。
なお、当施設では、認知症による周辺症状の強い方であっても、身体拘束は行わないことを付言いたします。 短期入所(ショートステイ)は、在宅看護を受けておられる方が1ヶ月以内の入所をされる場合で、ご家族さまの介護疲れからのリフレッシュや種々な緊急的事情による入所が主なものです。ご利用者さまは比較的重症な方が多いのですが、日常生活活動度の維持向上が図れるよう、積極的にリハビリテーションに参加していただいています。
通所リハビリテーションテーションの定員は65名で、この地区では最大規模のものです。ご利用者さまの生活環境・活動状況を十分把握した上で個別リハビリテーションを提供し、在宅生活の支援を行っています。 介護老人保健施設における医療費は施設サービス費に含まれる“まるめ(包括支払)”方式で、別途の保険請求はできません。このことが介護老人保健施設での医療行為を制限する足枷となっています。しかしながら、当サンガピア館における医療はかなり許容範囲が広いと思っています。併設の第二東和会病院で、血液、心電図、X線検査(単純・CT)等を必要に応じて実施しています。また、治療につきましては、平成24年の介護報酬改定により所定疾患として一定期間の医療費加算が認められるようになった3疾患(肺炎・尿路感染・帯状疱疹)はもとより、かなり重症の方の対応もできると思っています。
幸い東和会グループには二つの病院があり、当館のご利用者さまは状況に応じてこれらの病院を受診していただくことができます。このことが当サンガピア館の強みであり、特徴でもあります。例えば、治療中の病気の悪化、重症感染症、胆石や腸閉塞で緊急手術を要する時は、殆どの場合、急性期病院である第一東和会病院に回復するまで入院していただいています。当病院で行われる内視鏡手術は手術侵襲が少なく、患者さまは2週間足らずで当館に帰ってこられます。また、ご利用者さまの中には、食思不振や嚥下障害のために、長期にわたり食物を口からとることができない方がおられます。このような場合には、一時、第二東和会病院の長期療養病棟に移っていただくことや、回復の見込みがたたない方には胃瘻造設のご相談もお受けいたします。
以上、当施設の基本的機能の概略を述べました。高齢者の増加に伴い介護老人保健施設の重要性は今後益々高まるものと思われます。当サンガピア館は、これからも施設の特徴を最大限に生かしながら、ご利用者さまが安全に安心して生活をお続けになられるよう支援をいたします。そして、当施設の理念の中にもあります「地域のみなさまに信頼され、愛される施設づくり」の実現に向って努力を重ねる所存です。
当館の入所施設を利用される100名の方は3フロア(2~4階)に分れて入所され、うち1フロア(30名)が認知症専門棟となっています。各フロアでは集団リハビリテーションの他に、ご利用者さまそれぞれの心身の状態に合った個別リハビリテーションを提供しています。その実施に当たっては、ご利用者さま、ご家族さまと共に、理学療法士、作業療法士、ケアマネージャー、管理栄養士等、関係職種のスタッフが、入所後2週間、以後3ヶ月毎にリハビリテーション実施計画の更新を行っています。これにより、その時点における最適のリハビリテーションが提供できます。リハビリテーションの最大の目標はご利用者さまの生活機能の向上にありますので、当施設ではリハビリテーションが機能訓練室内のみに留まることなく、広く日常生活に即した訓練を行って、生活の自立に向けた支援を提供しています。
また、ご利用者さまの趣味は、「その人らしさ」を保つ上で大変重要なものであることから、音楽療法、絵画、習字、編物、園芸等を通して、施設での生活を楽しみながらリハビリテーションの実を上げていただくよう心がけています。認知症の方につきましては、上記のリハビリテーションの他に学習療法を加えており、中には認知機能がかなり改善される方も見受けられます。
なお、当施設では、認知症による周辺症状の強い方であっても、身体拘束は行わないことを付言いたします。 短期入所(ショートステイ)は、在宅看護を受けておられる方が1ヶ月以内の入所をされる場合で、ご家族さまの介護疲れからのリフレッシュや種々な緊急的事情による入所が主なものです。ご利用者さまは比較的重症な方が多いのですが、日常生活活動度の維持向上が図れるよう、積極的にリハビリテーションに参加していただいています。
通所リハビリテーションテーションの定員は65名で、この地区では最大規模のものです。ご利用者さまの生活環境・活動状況を十分把握した上で個別リハビリテーションを提供し、在宅生活の支援を行っています。 介護老人保健施設における医療費は施設サービス費に含まれる“まるめ(包括支払)”方式で、別途の保険請求はできません。このことが介護老人保健施設での医療行為を制限する足枷となっています。しかしながら、当サンガピア館における医療はかなり許容範囲が広いと思っています。併設の第二東和会病院で、血液、心電図、X線検査(単純・CT)等を必要に応じて実施しています。また、治療につきましては、平成24年の介護報酬改定により所定疾患として一定期間の医療費加算が認められるようになった3疾患(肺炎・尿路感染・帯状疱疹)はもとより、かなり重症の方の対応もできると思っています。
幸い東和会グループには二つの病院があり、当館のご利用者さまは状況に応じてこれらの病院を受診していただくことができます。このことが当サンガピア館の強みであり、特徴でもあります。例えば、治療中の病気の悪化、重症感染症、胆石や腸閉塞で緊急手術を要する時は、殆どの場合、急性期病院である第一東和会病院に回復するまで入院していただいています。当病院で行われる内視鏡手術は手術侵襲が少なく、患者さまは2週間足らずで当館に帰ってこられます。また、ご利用者さまの中には、食思不振や嚥下障害のために、長期にわたり食物を口からとることができない方がおられます。このような場合には、一時、第二東和会病院の長期療養病棟に移っていただくことや、回復の見込みがたたない方には胃瘻造設のご相談もお受けいたします。
以上、当施設の基本的機能の概略を述べました。高齢者の増加に伴い介護老人保健施設の重要性は今後益々高まるものと思われます。当サンガピア館は、これからも施設の特徴を最大限に生かしながら、ご利用者さまが安全に安心して生活をお続けになられるよう支援をいたします。そして、当施設の理念の中にもあります「地域のみなさまに信頼され、愛される施設づくり」の実現に向って努力を重ねる所存です。
社会医療法人 東和会グループ
会長 飯田 稔
会長 飯田 稔
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